音楽家と心因性の病気

ギタリスト、ピアニスト、シンガー、ドラマーなど、音楽家を突然襲う「原因不明の病気」について解説します。

あがり症の原因

 

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あがり症に悩む人は、ある共通する体験があります。

それは、

「小学校の国語の授業で、先生に朗読を指名された。

緊張して、途中でつっかえてしまった。

クラスのみんなに失敗を笑われた」

 

「小学校の音楽の授業で、クラスの皆の前でリコーダーを吹かされた。

緊張して、音を外してしまった。

クラスのみんなに失敗を笑われた」

 

「小学校の運動会で、リレー競技で走らされた。

バトンを受け損なって、転んでしまった。

クラスのみんなに失敗を笑われ、

バトンを受け損なったことをなじられた」

 

お分かりになりますか?

 

ポイントは、

「クラスのみんなが見ている前で失敗し、恥をかかされた」

経験です。

 

このときのことがトラウマとなり、

大人になって発表会やプレゼン、スピーチをしようとすると、

過去の恐怖が甦り、あがり症が発症してしまうのです。


ですから、世間でよく言われる

「場数を踏めば、あがり症は治る」

「観客をカボチャと思え」

は、意味がありません。

これらの考えは、「あがり症は、恥ずかしがり屋がなるもの」

という間違った前提に基づいた、迷信レベルのものです。

 

あがり症を治すには、過去の経験を探り、

心の傷をいやすことです。

 

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