音楽家と心因性の病気

ギタリスト、ピアニスト、シンガー、ドラマーなど、音楽家を突然襲う「原因不明の病気」について解説します。

堂本剛さんと突発性難聴

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Kinki Kids堂本剛さんが突発性難聴になり、1週間の入院を余儀なくされたそうです。

 

これまでに浜崎あゆみさんやスガシカオさんが突発性難聴になったことを紹介してきました。

 

突発性難聴の原因はストレスや疲労、ウイルス感染や内耳の循環不全などが挙げられるそうです。

 

しかし、堂本剛さんの場合はストレスなのでは?と思います。

 

華やかな芸能界でご活躍されている姿を見ると、私たち一般人には想像もつかないような苦労やストレスがあると思います。

 

そして、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまい、限界がきてしまったことで突発性難聴になってしまったのではないでしょうか?

 

こういうとき、ストレスについてよく知らない人は「適度にストレスを発散させて・・・」と言います。

 

その「ストレスを発散させる」の内容は、主に美味しいものを食べたり、スポーツで汗を流したり、ショッピングをしたり、旅行をしたりと言った「楽しいこと」だと思います。

 

しかし、実はこれらの行動は「ストレスを発散」するのではなく、「ストレスから気持ちをそらしている」だけなのです。

 

関連記事:「フォーカル・ジストニアの発症メカニズム」

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なので、根本的な治療にはなりません。

 

根本的な治療には「なぜ、ストレスを溜め込んでしまったのか?」を突き止める必要があります。

 

 

 

突発性難聴も、早めに治療をしないと聴力が失われるケースがあります。

 

堂本剛さんが、無事に復帰できるようになるといいですね。

 

 

 

 

森友嵐士さんと心因性発声障害

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元T‐BOLANの森友嵐士さんが、心因性発声障害により、「日常生活では声を出せるのに、歌声を出せない」という症状に14年も苦しんでいたそうです。

 

これは、「発声時頸部ジストニア」ですね。

 

心因性なので、現代医療では治す手立てがなく、14年もの長い歳月をかけて克服されたそうです。

 

この記事を読んだとき「14年も!?もしかしたら、たった1晩で治ったかもしれないのに・・・」と残念な思いがしました。

 

まぁ、森友嵐士さんが発声時頸部ジストニアを発症したとき、私はこの仕事をしていなかったので、仕方ありませんが。

 

たまたまかもしれませんが、発声時頸部ジストニアのクライアントさんがたった1回のセッションで完治されました。

 

関連記事:「Nさんの発声時頸部ジストニア治療記録」

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私自身も、声楽を習っていた頃「高音になると、突然声が出なくなる」という症状がたった1晩で治りました。

 

なので、私にとって「発声時頸部ジストニアは、治しやすい」という感触を持っています。

 

フォーカル・ジストニア、発声時頸部ジストニアも、原因はストレスです。

 

面談カウンセリングで、「なにか、原因となるようなストレスにお心当たりはありませんか?」とお尋ねすると、すぐにクライアントさんは「多分、〇〇のことが原因だと思います」と仰います。

 

あとは、そのストレスを心理療法で癒せばいいだけのことなので、治療の効果もすぐに表れるのです。

 

そもそも、「心因性発声障害」なら、治療も心理療法で行うのが当たり前のような気もしますが・・・。

 

発声障害の原因に、心当たりがあります」そんな方は、コチラでもっと深く勉強してみてくださいね。

www.agarishou.jp

浜崎あゆみさんと突発性難聴

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歌手の浜崎あゆみさんが、2000年6月に左耳に突発性難聴を発症しました。

 

それ以来、左耳は完全に聴力を失ったとか。

 

スガシカオさんが突発性難聴を発症したときのように、何らかの強いストレスがかかり、そのことが原因で発症したのでしょう。

 

agarishou.hatenadiary.jp

 

彼女のプロフィールによると、「2000年4月に初めてのコンサートツアー」があったそうです。

 

このコンサートツアーが、彼女に強いストレスを与えたのかもしれません。

 

彼女を直接カウンセリングしていないので、ハッキリとは言えませんが。

 

1999年の大みそかには、NHKの「紅白歌合戦」にも出場している彼女が、コンサートツアーで病気が発症するほどの強いストレスを受けるだろうか?と疑問に思う方もいるかもしれません。

 

スガシカオさんと突発性難聴」でも述べましたが、人にはそれぞれ「ストレスに耐えうる限界」というものがあります。

 

その限界が底なしのタフな人もいれば、「なんでこんなことで?」と思うようなことで病気が発症する方もいらっしゃいます。

 

私がカウンセリングをしてきた体験からの感想ですが、普段強がっている人ほど、ストレスに弱い傾向があるようです。

 

普段強がっている人は、本心では自分が弱い人間であることを知っています。

 

その弱さをカムフラージュするために、普段はあえて「強い自分」「自信満々な自分」を装っているようです。

 

姉妹サイト:「あがり症完全克服サイト」

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こういう人が自信をポキッと折られるような出来事があると、普段強がっている反動で、ガタガタに調子を崩してしまうようです。

 

浜崎あゆみさんも、「本当のあゆみ」さんは、意外にナイーブな女性なのかもしれません。

 

失われた聴力を回復することは現代の医療では望み薄のようですが、めまいや耳鳴りは心理療法で治せるので、気軽にカウンセリングを受けてもらいたいですね。

 

「めまいや耳鳴りに何十年も悩んでいます」そんな悩みをお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

www.agarishou.jp

 

スガシカオさんと突発性難聴

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2012年10月、シンガーソングライターのスガシカオさんが、右耳の突発性難聴に襲われたことを告白されました。

 

突発性難聴とは、その名のとおり、「突然聴力が奪われる病気」です。

 

「昨年10月に所属事務所から独立し、ちょうど1年となる今月26日付けのiTunes Storeランキングで見事1位を獲得したスガシカオ。耳に異常を感じるなど、発症したのは独立のための交渉や準備をしていたころ。耳鳴りが止まらなくなり医者に行ったところ右耳の突発性難聴と診断され、最悪の場合「右耳の聴力はある程度あきらめて下さい」とまで言われたという。

 「原因は、自分的には思い当たる」というスガシカオは、「この先一人になって、うまくいくかどうかわからないというものすごい不安と恐怖の壁、色んな重圧、世知辛い現実と人間関係、毎日心をグラグラさせるような出来事ばかりが続いた、そしてそれに連日、追い打ちをかけるようなアルバムプロモーションの激務・・・」など多くのストレス要因を抱えていたことを告白」

 

www.cinematoday.jp

 

このように、スガシカオさんは、自身の突発性難聴心因性であることを認めています。

 

スガシカオさんのように華々しいご活躍をされている方は、それだけ私たち庶民よりはメンタル強いだろう、と思ってしまいがちです。

 

でも、華々しい活躍をすればするほど、それだけ責任の重さも私たち庶民よりは重いものになります。

 

まして、スガシカオさんは独立の際のストレスがキッカケだったそうですから「一人で何もかも背負わなければいけないプレッシャー」に押しつぶされてしまったのです。

 

スガシカオさんを直接カウンセリングしてみないと何とも言えませんが、おそらく「ストレスダムの決壊」となるような、何か決定的な出来事があったのだろうと思います。

 

誰もが「ストレス耐性の限界」があります。

 

メンタルが弱い人は、ちょっとしたことですぐにヘタレます。

 

ところが、普段頑張っている人ほど「まだ頑張れる。これくらいで弱音を吐いちゃダメだ」と、張り切る傾向があります。

 

そして、「ストレス耐性の限界」が近づいていることに気が付こうとせず、自分を追い込みます。

 

やがて、突然「ストレス耐性のダム」が決壊し、スガシカオさんの突発性難聴のように、原因不明の病気に襲われるのです。

 

ミュージシャンにとって、「耳が聴こえなくなる」という事態は、まさに不幸のどん底に突き落とされたような状況でしょう。

 

ところが、実は脳は親切のつもりでやっているのです。

 

「これ以上頑張ると、心身が壊れちゃうよ。だから、お休みしましょうね」と、突発性難聴を起こさせているのです。

 

パソコンを使っていると、突然フリーズすることがあります。

 

そんな、にっちもさっちもいかないとき、「Ctrl」「Alt」「Delete」キーの同時押しで強制終了しますよね。

 

*あんまりやると、パソコン自体が壊れてしまいますが(^^;。

 

いわば、スガシカオさんの突発性難聴は、この「『Ctrl』『Alt』『Delete』キーの同時押しの強制終了」と同じなのです。

 

ただ、問題なのは原因となるような出来事が終わっても、そのとき受けたストレスが脳内に残り続けることです。

 

そのため、脳は「『Ctrl』『Alt』『Delete』キーの同時押しの強制終了」命令をずっと出し続けてしまうのです。

 

逆を考えれば、スガシカオさんの脳内に残ったままのストレスを心理療法で癒せば、すぐに突発性難聴は治ります。

 

関連記事:Nさんの発声時頸部ジストニア治療記録・1

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生きている以上、ストレスはつきものです。

 

でも、スガシカオさんが突発性難聴に襲われたということは、「これまでの、ストレスとの付き合い方を見直しましょうね」というメッセージでもあります。

 

そのメッセージの意味を正しくくみ取って、より良い音楽家人生を送ってもらいたいですね。

ゲス川谷さんと喉の不調

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ただいま、世間を絶賛お騒がせ中の「ゲスの極み乙女」のボーカル、川谷絵音さん。

 

その川谷さんが、ここ数日、原因不明の喉の不調で苦しんでいるそうです。

 

時期が時期だけに、心配する声よりは、バッシングの声の方が多いようですね。

 

それはさておき、川谷さんの「原因不明の喉の不調」は、ゴールデン・ボンバーの鬼龍院翔さん同様、「発声時頸部ジストニア」の可能性が高いと思います。

 

歌手にとってよく知られた病気に「ポリープ」があります。

 

これは、間違った喉の使い方が原因で起こる病気です。

 

ポリープ以外の原因不明の喉の不調は、心因性です。

 

心因性発声障害に、吃音症、失声症、場面緘黙などがあります。

 

現在も、福山雅治さん主演の「ラヴソング」で、ヒロインは吃音症という設定になっていますね。

 

ドラマの初回しか見ていなかったのですが、ヒロインは児童養護施設で育った過去があるという設定になっています。

 

児童養護施設で育ったからといって、全員が心に深い傷を負い、吃音症になる訳では、もちろんありません。

 

映画「英国王のスピーチ」では、吃音症に悩む英国王が、父親から精神的虐待を受けていた過去を告白しました。

その告白を聞いて、英国王の治療を担当する言語療法士が「吃音症と虐待の因果関係」に深い理解を示すのです。

直接川谷さんをカウンセリングしてみないと何とも言えませんが、この一連の騒動で受けた精神的ダメージが「喉の不調」となって現れているのだろうと思います。

 

「そんなの、自業自得だろう」という声が聞こえてきそうですが(汗)。


川谷さんも喉の不調を治して、払うべきものはきちんとお支払して、頑張ってもらいたいですね。

 

 フォーカル・ジストニアとかすれ声

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あがり症の原因

 

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あがり症に悩む人は、ある共通する体験があります。

それは、

「小学校の国語の授業で、先生に朗読を指名された。

緊張して、途中でつっかえてしまった。

クラスのみんなに失敗を笑われた」

 

「小学校の音楽の授業で、クラスの皆の前でリコーダーを吹かされた。

緊張して、音を外してしまった。

クラスのみんなに失敗を笑われた」

 

「小学校の運動会で、リレー競技で走らされた。

バトンを受け損なって、転んでしまった。

クラスのみんなに失敗を笑われ、

バトンを受け損なったことをなじられた」

 

お分かりになりますか?

 

ポイントは、

「クラスのみんなが見ている前で失敗し、恥をかかされた」

経験です。

 

このときのことがトラウマとなり、

大人になって発表会やプレゼン、スピーチをしようとすると、

過去の恐怖が甦り、あがり症が発症してしまうのです。


ですから、世間でよく言われる

「場数を踏めば、あがり症は治る」

「観客をカボチャと思え」

は、意味がありません。

これらの考えは、「あがり症は、恥ずかしがり屋がなるもの」

という間違った前提に基づいた、迷信レベルのものです。

 

あがり症を治すには、過去の経験を探り、

心の傷をいやすことです。

 

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鬼龍院翔さんと発声時頸部ジストニア

 

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国民的エア・バンドの鬼龍院翔さんが、「発声時頸部ジストニア」に悩まれていたそうです。

 

ひどいあがり症で悩んでいた私も、レッスンでは高音を出せるのに、発表会では声を出せなくなる、という症状に悩まされていました。

 

そのときは、「あがり症の症状の一つ」という認識しかなかったのですが、今思えば、「発声時頸部ジストニア」だったようです。

 

私の場合は、高音を出そうとすると、どこからか「見えない手」がヌーッと現れて、グイグイと私の喉元を締め上げる感じでした。

 

そう、まるでプロレス技をかけられているかのような・・・。

 

でも、心理療法で「私には、歌の才能なんてない」という思い込みを外した途端、「見えない手」は消え去りました。

 

それからは、好きなだけ高音を出せるようになりました。

 

鬼龍院さんの発声時頸部ジストニアも、おそらく何らかの「間違った思い込み」が原因だと思います。

 

思い込みは心理療法で取り外せばいいので、機会があれば、私の治療を受けて欲しいな、と思います。

「フォーカル・ジストニアとかすれ声」

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